挨拶

執行委員長 佐藤大輔

「第62回湘南教組定期大会(2017年5月11日)あいさつ」より

こんにちは、執行委員長の佐藤です。

湘南教組第62回定期大会開催にあたり、執行部を代表してご挨拶申し上げます。

代議員の皆さま、学校現場が多忙を極める中、定期大会にお集まりいただき、ありがとうございます。

本日は、神奈川県教職員組合・執行委員長 芹沢秀行様をはじめ、日頃より大変お世話になっておりますご来賓のみなさまにおかれましても公務ご多忙の中ご臨席賜りまして、誠にありがとうございます。あわせて、湘南教組に対しまして、ご指導・ご鞭撻、ご協力いただいておりますこと、深く感謝申し上げます。

そして、今大会の運営を支えて下さっている議長・議運のみなさまをはじめ、各係の任につかれております代議員のみなさま、平日で負担がかかる中でのご協力に心より感謝申し上げます。2日間どうぞ宜しくお願い致します。

さて、4月23日、鎌倉市議会議員選挙の投開票が行われました。湘南教組組織出身議員の竹田ゆかりさんが2期目の当選を果たされました。票を落とすと言われる2期目のジンクス、厳しい選挙情勢の中、前回を上回る結果を出せたことにつきましては、竹田さんご自身のこの4年間の現場目線、市民目線からぶれることなく、精力的かつ地道な議員活動が多くのみなさまに支持されたからだと思っております。そして、この4年間、竹田さんがなぜこれほどまでにエネルギッシュに議員活動を展開できたのか。その主たる原動力とは何だったのか。それは、言うまでもなく、現場組合員さんの切実な声、あたたかい声援・応援だったのではないでしょうか。選挙事務所の壁に張り巡らされた120分会の寄せ書きもその一つだったと思います。いずれにしましても、組合員の皆さまの多大なる応援に、組織代表として、この場を借りて改めて深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。引き続き、執行部、分会、ともに、また4年間、竹田さんを支え、藤沢市議の竹村さん、茅ヶ崎市議の吉川さん、3人の組織出身議員と連携を強め、学校現場の声を政治に反映させるべく、とりくみを深めていきましょう。

その政治に目を向ければ、国内外の情勢は大変危険な状況にあります。

私たちは戦後70年、平和憲法に守られた中で、暮らしを営み続け、今の社会があります。

しかし今、信じて疑わなかった平和な社会が崩れようとしています。「ミサイルが飛んできそうになったら窓から離れてください」なんて冗談じゃありません。安保関連法、秘密保護法、共謀罪…。現政権は個人の尊厳、生命をどのように考えているのでしょうか。私たち市民を、一部の人だけが享受する国益追求のための物言わぬ「コマ」とでも思っているのでしょうか。

憲法改悪の問題、基地の問題、そして教育の問題…。時の一権力者によってこれほどまでに主権者である私たちが軽視される、ないがしろにされる、圧力で封じ込められる、戦後最悪の時代ではないでしょうか。そんな時代の中で、教育と、学校と、私たち大人はどのように向き合っていけばよいのでしょうか。また、その中で、組合のあり方、役割についても、みなさんと議論し、考えを深めていきたいんです。

私たちは、子ども主体の、創造性ある、地域の特性を活かした、民主的な学校づくりをめざし、日々教育現場で汗をかいています。そんな学校づくりとはどのようなものなのか。それは、目の前の子どもたちの姿、子どもたちの声から始まる授業実践をいかに創っていくか、紡いでいくか、そこが原点であり、核であると考えています。私は、組合も同じだと思うんです。組合員一人ひとりの声が原点であり、核であり、その総体が運動方針を生み出し、その具現化に向けて、組合員が一人でも多く結集し、声を上げることにより、組合が組合としての力を発揮できるのだと思っています。そして、その力は、教育委員会との交渉、協議だけでなく、連合に結集することにより、労働組合が政策制度要求として、行政に働きかける力になり、労働福祉団体と連携することにより、例えば、ろうきんの奨学金返済借り換え商品を生み出すもとになり、組合員の生活に還元する力になったり、様々な場面で発揮されます。つまり、組合がもつ力の汎用性は、強大な組織になればなるほど、広く高いものとなります。いずれにしましても、組合員として、生活者としての声とその結集が、組織の力の源となっています。

そういった意味で、この定期大会は、みなさんと共につくりあげていく組織のスタートラインとも言えます。みなさんと共に議論を深め、みなさんと共に2017年度の運動方針を決めていく重要な二日間であるということ、この二日間の持つ意味というものを今一度再確認していただきたいと思います。

代議員のみまさまの活発、真摯な議論をお願いしまして、組織代表の挨拶とさせていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします。

↑ PAGE TOP

/container